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和歌山県立医科大学 麻酔科学教室

後期研修医日記<Blog>

2015年

後期研修医日記その3(専攻医1年目 荒谷優一先生)

2015年6月

専攻医(後期研修医)1年目の荒谷優一と申します。

私は和歌山県立医科大学を卒業後、和歌山県立医科大学で初期研修を行いました。

大学を卒業した時点では将来進む科を決めておらず初期研修では様々な科で研修を行いました。麻酔科で手術麻酔を経験した際、患者さんの基礎疾患なども考慮しその時の状況に迅速に対応していく麻酔科医の仕事にとてもやりがいを感じ、麻酔科をやっていくと決めました。

今年の4月からは後期研修が始まりました。

普段の生活に関して簡単に紹介します。その日の担当症例にもよりますが、朝は6時半には出勤しています。術後回診やその日の麻酔準備を行います。万全の麻酔準備を行いたいので朝はなるべく早く病院に到着するように心がけています。

7時45分からは術前検討会があり、その日の担当症例のプレゼン、術後回診の報告を行います。担当症例のプレゼンでは単にカルテを読むだけではなく麻酔の注意点などもプレゼンするようにします。

8時30分に患者さんが手術室に入室し麻酔の導入がはじまります。前日に考えた麻酔計画にそって麻酔を行います。手技や麻酔計画などで改善すべき点があるとその場で指導医に指導していただけます。指導医は日替わりなので様々な考え方を学ぶことができます。初期研修の際にはあまり経験しなかった硬膜外麻酔や神経ブロックなどの手技も行っています。術後、患者さんに痛みがないと言ってもらえるととても嬉しいです。

その日の麻酔が終わるとその日の振り返りと翌日の麻酔計画をたてます。教科書などで調べても不明な点は先輩方にも相談し解決するようにしています。帰宅は夜遅くなることもあります。

毎週火曜日には後期研修医向けの勉強会があり、毎回テーマを決めて先輩方が講義してくださいます。新しい知識がどんどん増えていくので毎回楽しみにしています。

麻酔科は手術麻酔だけでなくペインクリニック、緩和医療など活躍の場は広いですが、まずは手術麻酔を頑張っていこうと思っています。

これからもよろしくお願いいたします。

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