2023年
後期研修医日記その31(宇田 朱里)
2023年8月
和歌山県立医科大学附属病院麻酔科 後期研修医1年目の宇田と申します。
気付けば季節は夏真っ盛り、麻酔科に入局して早くも4ヶ月が過ぎました。まだまだ未熟な私にとって毎日の臨床が新鮮であり勉強になる充実した日々であり、あっという間に時間が過ぎていました。毎日上級医の先生方にご指導頂き少しずつではありますが過去の自分と比較することで自分の成長を感じることができ、うれしく思っております。
一方で勉強すればするほど自分の知識不足や経験不足を痛感し、上級医の先生のようになるにはまだまだ道のりは長いなとも思いますが、コツコツと日々努力を重ねて参りたいと思っております。今後ともご指導の程宜しくお願い致します。
6月には初めて日本麻酔科学会に参加させて頂きました。色々なシンポジウムや若手向けのセッションを聴講し、次回自分が麻酔する際に実践してみたいと思える内容や、曖昧な理解で過ごしていた部分が明確なものとなりより理解の深まる機会となりました。初期研修医の頃にも機会を頂き臨床麻酔学会に参加させて頂いたことがあるのですが、その頃に感じた麻酔って面白い、もっと勉強したいと感じたのは間違いではなかったなと思いました。
私は和歌山県出身で、和歌山県立医科大学を卒業しました。
初期研修医になった頃はぼんやりとではありますが、外科系を志していました。
その中で麻酔科も候補の1つではあり、友人の誘いもあり軽い気持ちでローテートさせて頂きました。すると麻酔科での日々は先生方が優しく熱心に指導してくださるおかげで実に面白く、如何に困難な症例でも難なく全身管理をし、テキパキと活躍されている先生方に憧れ、私もこんな医師になりたいと強く思い、入局を決意しました。また女性の先生も多く、なんでも相談しやすい環境であるのが魅力だと感じています。
同期にも恵まれ、医局の雰囲気も和気藹々としていてとても居心地がよく、本当に毎日楽しく過ごすことが出来ています。