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和歌山県立医科大学 麻酔科学教室

後期研修医日記<Blog>

2024年

後期研修医日記その37(新藤 暉久)

2024年11月

麻酔科専攻医1年目の澤田拓と申します。この日記をご覧になる方の中には、麻酔科に興味のあるものの研修先に迷われている臨床研修医の方々もいらっしゃると思います。その方々に向けて、他大学出身の私が専攻医研修先として当教室を選んだ理由を2つ紹介したいと思います。

①研修体制が整っている

この理由に関してはどの研修病院もさまざまな工夫を凝らして研修体制を整えていることと思います。いくつかの病院に見学に行きましたが甲乙つけ難かったです。実際に研修を行なっている専攻医にお話を伺い、最も無理なく成長できると感じたのが当教室でした。専攻医向けの勉強会が定期的に開催される、半年間は大学病院で研修をおこなってから外勤が始まる、などなど研修に際して専攻医任せにせず、教室全体で専攻医を育てる体制が最も整っていると感じました。

②自分の成長がイメージできる環境がある

臨床研修医の時、来年の今頃はここまでの事をできるようにならなければならない、と1学年上の先輩を手本として自分の成長を具体的にイメージしていました。そのような経験から、身近な先輩がおり成長をイメージできる研修先を選びたいと考えていました。当教室には専攻医が1年目から、専門医試験を受けることができる4年目まで途切れることなく在籍していました。専門医までの自分の成長のイメージを明確にすることができると考え、当教室での専攻医研修を決めました。

この日記を作成するにあたりこの2つの理由を文章に起こし、改めてこの半年近くを振り返ってみると、自分の選択は間違っていなかったと実感できます。無理がないようにという教室全体の配慮を強く感じ、非常に有難い環境で研修を行うことができています。また専門医試験が先月行われ試験に臨む先輩方を間近に見ることができ、目下の目標達成に対しての具体的なイメージが固まりつつあります。麻酔科に興味のある臨床研修医の皆さん、ぜひ当教室に見学、研修に来てみてください。きっと満足ができる研修ができることと思います。

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